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一般社団法人日本生殖医学会

日本生殖医学会とは

人類および家畜と動物の生殖に関する基礎的および臨床的研究について、研究業績の発表、知識の交換、情報の提供などを行い、もって学術の発展と人類の福祉に寄与することを目的としております。

事業内容 (1)研究発表会および学術講演会などの開催
(2)研究の調査ならびに奨励
(3)機関誌およびその他学術図書の刊行
(4)関連学会等との連絡および協力
(5)その他目的を達成するために必要な事業
理事長 大須賀 穣
(東京大学大学院医学系研究科産婦人科学)
役員構成
理事長 1名
副理事長 3名
常任理事 10名
理事 11名
監事 3名
代議員 134名
会員数
一般会員 5,299
名誉会員 43
寄贈会員 26 名・法人・社
講読会員 37 法人・社
賛助会員 4

(2020年3月31日現在)

会費 医師(医師免許証を有する会員):12,000円
獣医師、研究者、または医師以外で医療に従事する者等:10,000円
機関誌 日本生殖医学会雑誌(年4回)
Reproductive Medicine and Biology(年4回)
2002年3月第1号発刊
学会設立年 昭和31年
法人許可年 昭和45年
一般社団法人移行年 平成24年
日本医学会加盟年 昭和51年
生殖医療従事者資格制度 日本生殖医学会生殖医療専門医
認定研修施設・研修連携施設
日本生殖医学会生殖医療コーディネーター

ホームページ http://www.jsrm.or.jp

役職 氏名
ふりがな
所属 役職
理事長 大須賀 穣
おおすが ゆたか
東京大学大学院医学系研究科
産婦人科学
教授

理事長のご挨拶

我が国と世界の生殖医学は今大きな転換期を迎えています。この重要な時期に伝統ある日本生殖医学会の理事長職を拝命し、職責の重大さを認識するとともに、皆様に満足していただける学会に発展させるため精一杯力を尽くしていく所存でございます。

我が国は近代生殖医学に多大な貢献をしてまいりました。古くは荻野久作博士によるヒト排卵時期の研究、戦後では柳町隆造博士の受精の研究、また、近年では基礎研究段階ではあるもののiPS細胞からの卵子、精子の作成などが挙げられます。実地臨床においては世界でも最大級の周期数の生殖補助医療を行い、世界に先駆けた単一胚移植の推進による多胎の減少や様々な技術革新を発信してまいりました。このように我が国は生殖医学先進国として活躍し、その中で日本生殖医学会(旧、日本不妊学会)は誕生し発展してきました。本会の歴史は長く、第1回学術集会は1956年に開催されています。世界をみましても、IFFSの前身のIFAの初回が1953年、ASRMの初回が1947年であることと比べて決して遜色ありません。我々の先人がいかに早くから学会活動の重要性に気づき、協力して行動したかがうかがえます。この長い歴史において、本会は諸先輩の不断のご努力により日本の生殖医学を正しい方向に導き、質・量ともに充実、発展させてまいりました。しかしながら昨今の生殖医学を取り巻く状況をみますと、これまでにない問題が登場し、我々の発展の前に立ちはだかっています。例えば、生殖医学の研究環境の悪化と研究者人口の減少、生殖年齢人口と体外受精周期数の減少、新たな倫理問題の登場による臨床現場の混乱などです。先達が築いた本会の栄光を維持し、生殖医学を発展させ、なによりも我々の患者さんのために最良の医療を提供するために、これらの問題を克服しなければなりません。

今、取り組むべき課題は ①法人運営の安定化、 ②教育と生殖医療従事者資格制度の充実、 ③研究の促進、 ④国際化への対応、 ⑤社会とのつながりの強化、と存じます。法人運営に関しましては、学会として直轄の事務局を新たに持つことになりました。事務局機能の効率化を図るとともに財政面を安定させ、重要事項に対して弾力的かつ機敏に対応できる体制づくりを目指します。生殖医療従事者資格制度においてはWeb講習を取り入れ、一般会員に対して有用で優れたWeb教育資材を作成したいと考えています。社会においてはIT化の流れが加速しています。この流れを積極的に取り入れて教育を中心として種々の学会活動に役立てたいと存じます。従来からの学術奨励制度は研究の促進に有効であり、これを引き続き維持していきたいと思います。また、施設を超えた共同研究がますます必要になってきておりますが、本会の特徴を活かした会員間の連携を支援したいと考えています。学会としての新たな研究プロジェクトの立ち上げなども視野に入れて活動を進めてまいります。国際化としては引き続き諸外国の学会との有機的な連携を発展させることが重要です。その中で我が国からの発信力を強化するとともに、国際協力への貢献を通じて生殖医学の発展に寄与できればと考えています。社会とのつながりにおいては、我が国の生殖医療において責任ある団体として国民に対して適切な情報発信を行うとともに、積極的な社会へのアウトリーチ活動が重要です。社会とともに歩む本会に対し、国民からのより一層の理解と信頼を得ていきたいと考えています。

最後になりますが、本会の発展のためには何よりも多くの会員の学会活動への積極的な参加が必要です。職種、勤務施設や形態、勤務地域、専門性などにおいて多様な背景の会員が知恵を出し合い、力を合わせることにより、学会活動を通して生殖医学を大きく発展させることができます。若手からベテランまで多くの会員が楽しんで日常の学会活動に参加し、学術的もしくは社会的な成果を達成できるような枠組みを作ってまいります。是非多くの会員に参加していただいて患者さんのために、また我が国の生殖医療・学術の水準を高めるために学会活動を盛り上げていきましょう。私は学会の代表として精一杯会員のために頑張ります。会員の皆様も学会に対して何ができるか一緒になって考えていただければ幸いです。何卒ご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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